プログラミング教育=意識高い家庭?
「プログラミングって、意識高い家庭しかやってないんじゃないの?」
「うちみたいな地方の普通の家庭には、関係ない話でしょ…」
そんな声を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
けれど今、プログラミング教育は一部の特別な家庭だけのものではなくなりつつあります。
とはいえ、地域や家庭環境による教育格差は依然として大きいのが現実です。
この記事では、中学受験・高校受験を視野に、親の年収・学歴と教育格差、さらにプログラミング教育がどう関わっているかを掘り下げていきます。
受験にかかるお金と、親の年収・学歴のリアル
例えば中学受験では、塾代・模試代・交通費などを合わせると、年間100万〜150万円かかると言われています(リクルート進学総研調べ)。高校受験や大学受験も、家庭教師・映像授業・教材費などを含めると、やはり年間50万円〜100万円以上が当たり前。
実際、教育系調査によると、
- 年収600万円以下では、私立中学受験率は1桁台
- 年収1,000万円以上の家庭では、3割以上が中学受験経験あり(ベネッセ総研調べ)
さらにプレジデントFamilyの調査では、東大生の家庭の7割以上が年収1000万円超、親の8割以上が大卒以上という結果も出ています。
つまり、大学受験を勝ち抜く家庭もまた“高収入・高学歴”の傾向が強いのが実態です。
首都圏と地方の“教育インフラ格差”
教育インフラにも大きな地域差があります。具体的には・・・
評価項目 | 首都圏 | 地方 |
---|---|---|
教育機関の数 | 多数の選択肢あり | 限られた選択肢 |
プログラミング教室の数 | 多数存在 | 少数、または未整備 |
オンライン教材の普及度 | 高い | 徐々に普及中 |
親の教育への関与度 | 高い傾向 | 家庭によって差が大きい |
学習環境の整備状況 | 最新の設備が整っている場合が多い | 設備が古い場合や未整備の場合も |
文部科学省の「子供の学習費調査(令和3年度)」によれば、公立中学生の年間学習費は約52.7万円、私立中学生では約146.3万円と、家庭の経済力による大きな差が存在しています。
こうした差は、子どもが接する「学びの選択肢」に大きく影響します。
地方でも“勝てる戦い方”はある
とはいえ、「じゃあ地方の子は不利なのか」と言えば、それだけではありません。むしろ、地方には地方の強みと戦い方があります。
1. オンライン教材を使い倒す
TechAcademyジュニアやワンダーボックス、QUREOなど、地方でも家庭で完結できる教材が充実しています。
たとえば、N Code Labo(角川ドワンゴ学園が運営)のように、無料体験から“実践的な学び”に触れられるプログラミング教室もあります。 ゲーム制作やアプリ開発に興味を持ち始めたお子さんには、ピッタリの入口になります。
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2. 無料教材をうまく使う
ScratchやViscuitなど、完全無料で始められるプログラミング教材も豊富。やる気次第でいくらでも学べる時代です。
関連記事(スクラッチ×Youtubeで費用負担を少なく):【2025年版】子どもにおすすめ!スクラッチが学べるYouTuber5選
3. 兄妹でまとめて通える教室を選ぶ
たとえば「トライ式プログラミング教室」なら、主要教科と同じ教室で兄妹一緒に通えるので、送迎やスケジュールの面でも大きなメリット。
【実体験】我が家はこうして始めた
我が家には、中学2年の兄と小学4年の妹がいます。
- 上の子は塾に通っていて、基礎学力をしっかり固め中
- 下の子は公文式&スイミングで身体づくりと生活リズム安定
そこにプログラミングを入れるとなると、正直「もう無理では?」と思っていました。
でも、送迎の負担がないオンライン教材から少しずつ始めてみたら、意外とすんなり。今ではScratchで自分のゲームを作るまでに成長しています。
「完璧に整った環境」ではなくても、「始めること」はできると実感しています。
あわせて読みたい(我が家の体験談です):プログラミング体験って何するの?1日教室の流れを紹介~マイクラ×田中学習会のリアル体験談
プログラミング教育は“格差を超える武器”になれるか
格差は確かに存在します。けれども、それを言い訳にしてチャンスから背を向けるのはもったいない。
プログラミング教育は、やり方によっては“格差を乗り越える武器”にもなり得るのです。
- 高価な教材じゃなくてもOK
- パソコン1台あれば十分始められる
- 親が全部教える必要もない
環境がそろっていない家庭でも、「今あるもので始めてみる」ことで、大きな差につながるかもしれません。
まとめ:環境に左右されずに“できること”を見つけよう
- 受験を目指すには、経済的・環境的な条件が大きく関わる
- 首都圏と地方では教育環境に大きな違いあり
- それでも、やり方次第で地方からでも逆転は可能
- プログラミング教育はその突破口の一つになりうる
「どうせうちは無理」と思わず、まずは週に30分、無料教材で遊んでみる。
そんな一歩が、未来の可能性を広げてくれるかもしれません。
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