結論:マリオメーカーは論理思考のトレーニング装置
マリオメーカーは“遊び”の皮をかぶった、最高の論理思考トレーニングです。
子どもとマリオメーカーで遊んでいたとき、
「この敵、どこに配置すればいいと思う?」
「ここ、もっとスムーズに進めるようにしたい」
と自然な会話が生まれました。
その時、「これって、構造を考える力そのものじゃないか」と気づいたのです。
↓↓ 要約動画(1分53秒)↓↓
なぜマリオメーカーが“考える力”を育てるのか?
マリオメーカーは、プレイヤー自身が「ステージを作る側」になります。
これは単なるゲーム作りではなく、次のようなプロセスを体験することと同じです。
- ゴールまでのルートを設計 ⇒ フローチャート的思考
- 敵やトラップの配置 ⇒ 条件分岐(if文)
- 仕掛けの繰り返し ⇒ ループ構造(for文)
- プレイヤーのミスに気づいて修正 ⇒ デバッグ
- 他人に遊んでもらって修正 ⇒ ABテスト・UX設計
こうした試行錯誤を自然に楽しめる設計は、「考える力」を育てるにはぴったりです。

ゲームに隠されたプログラミング的要素
ネット上でも「マリオメーカーを教育に活かす」という視点は、まだほとんど注目されていません。
でも、だからこそ発信する価値があります。
- 敵が来たら動く ⇒ if(条件分岐)
- 同じ罠が続く ⇒ for(繰り返し)
- ステージを何度もテスト ⇒ デバッグ
- 他の人がプレイしてフィードバック ⇒ ABテスト・UX
こうした“コード化されない思考”こそ、今の子どもに必要な「プログラ的思考」なのです。
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教育として注目すべき3つの理由
1. プログラミング的思考が自然に身につく
構造を考える・順序立てる・仮説検証するなど、すべての基礎が詰まっている。
2. 家庭にあるSwitchで手軽に始められる
パソコンや専用ツールが不要。操作も視覚的で、文字が読めない子でも遊べる。
3. 親子で“考える楽しさ”を共有できる
「どうしてそうしたの?」「何がダメだったのかな?」と会話が生まれ、
非認知能力(集中力・持続力・説明力)まで育つ。
次のステップ:遊びから“学び”へつなげる教材
マリオメーカーで「考える楽しさ」に火がついたら、次は“実際に動かす”ステージへ進むのがおすすめです。
Z会プログラミング講座
- 対象:小1〜
- 特徴:Scratchを使って論理的思考や表現力を育てる
- 形式:ワークブック+動画教材(月1回ペース)

LITALICOワンダー
- 対象:年長〜中学生
- 特徴:マイクラ・ロボット・ゲーム制作など、子どもの「やってみたい!」を学びに変えるカリキュラム
- 形式:オンライン or 教室型(東京・神奈川中心)
5歳から通えるプログラミング・ロボット教室【LITALICOワンダー】

まとめ:遊びの中にこそ、思考力の種がある
「遊びなのに、ちゃんと考えてる」
「楽しんでるのに、論理力が育ってる」
そんな体験こそ、いまの時代に子どもたちに必要な“生きる力”の一つです。
マリオメーカーはそのきっかけをくれる、とても貴重なツール。
家庭にあるSwitchが、思考力を育てる最高の教材になるかもしれません。
ぜひ、親子で“考える遊び”を楽しんでみてください。
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