「STEAM教育って、結局“教科が増えるだけ”じゃないの?」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
私も最初はそうでした。Science, Technology, Engineering, Arts, Math。 どれも大事なのはわかるけれど、「うちの子、どこが得意なんだろう…?」 正直、少しハードルの高い話に聞こえたんです。
でも最近は、「教科を横に並べるんじゃなく、つなげる軸としてプログラミングを活かせる」と感じるようになりました。 特に家庭で子どもと接していると、その可能性に気づく瞬間がたくさんあります。
↓↓ 要約動画(1分56秒)↓↓
苦手でも“やり方”が変われば楽しめる
うちの子は、絵を描くのは苦手。でも、マインクラフトで街並みや地下迷路を作るのは大好き。 紙と鉛筆じゃ表現できなくても、マイクラやScratchなら“見える形”にできるんです。
これってまさに「Arts」と「Technology」の融合。 「美術が苦手」ではなく「表現方法が違うだけ」ということ。 プログラミングは、それを活かす“翻訳機”みたいな存在なんですね。
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算数が苦手でも、ゲームを作れば数が動く
算数に苦手意識がある子も、Scratchでスコア表示やタイマーを作るときは、自然と「変数」や「条件分岐」を使いこなします。 それはもう、立派な“数学的な考え方”の実践です。
「テストの点は振るわないけど、実際に動かしてみたらすごい理解してた」 そんなこと、実際によくあります。
“横断型”の学びが、子どもの総合力を育てる
「プログラミングって、結局どの教科なの?」
答えは、「すべてとつながっている」だと思います。 理科の論理、算数の構造、アートの表現、技術の操作、社会の課題解決。 どれか一つじゃなく、全部を使って“考える力”を養う場所。 だからこそ、子どもたちの“得意”がバラバラでも、プログラミングを軸にすることで接点が生まれるんです。
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家庭でもできるSTEAM的アプローチは意外とたくさんある
たとえば…
- マイクラで“橋をつくる”→構造・重さ・デザイン=S/E/A
- Scratchで“じゃんけんゲーム”→条件・変数・配点ロジック=T/M
- 家庭の「おかしを人数で分ける」→思考+感情の調整=M+非認知スキル
- YouTubeで実況風に“作品を発表”→プレゼン力+発信=A+非認知力
こうした「つながる遊び」は、専用教材がなくても家庭でできるんです。
そして今、検索ニーズもそれを後押ししています。 「steam教育」という言葉自体、月間検索数は約1万件に迫る人気ワードです。 関連する「steam教育とは」「小学校」「デメリット」などの言葉も、多くの保護者が知りたがっているテーマ。 難しそうに見えて、実は“家庭で始められること”に対する注目が高まっている証拠です。です。
自宅で始められる!おすすめの教材・サービス
▶ QUREO(キュレオ)プログラミング教室
ゲーム感覚でプログラミングが学べる教材で、Scratchの延長線上として最適。
全国3000教室以上&月謝も1万円前後と始めやすく、教室・オンラインの両対応です。
ゲームを作りながら本格プログラミング学習!「QUREOプログラミング教室」
▶ デジタネ(D-SCHOOLオンライン)
マインクラフトの世界で冒険しながらプログラミングが学べるオンライン教材。
遊びながら自然に論理的思考や試行錯誤の力が身につきます。
【AD】オンラインで学ぶ!小中学生向けプログラミング デジタネ
どちらも「日常の延長線」で無理なく続けられる教材なので、STEAM的な学びに最初の一歩としておすすめです。
まとめ:つなげて考える力は、時代を超えて使える武器
教科は別れていても、現実の問題はいつも“複合的”です。
子どもがこれから向き合うのは、正解のあるテストじゃなく、“誰も答えを知らない問い”。
そのとき、役に立つのは、 「得意を伸ばす」でも「苦手を克服する」でもなく、教科をまたいで考える力です。
プログラミングは、それを練習できる場所だと、私は思っています。
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