2025年版|親子で学ぶ!Scratchで作る“動く絵本”入門ガイド

おうち時間、ただの“暇つぶし”で終わっていませんか?

長期休みや雨の日の週末、子どもがおうちで時間を持て余している…そんな経験ありませんか?動画、ゲーム、YouTube。たしかに便利で子どもも静か。でも「このままで大丈夫かな」と心配になるのが親心ですよね。

そんなときこそおすすめしたいのが、親子で楽しむ“動く絵本”づくり。しかも、無料で使えるScratch(スクラッチ)を使えば、特別な準備なしで誰でも始められます。

創作好きなお子さんも、ちょっと飽きっぽいお子さんも、「動くってこういうこと!?」という驚きと喜びに引き込まれていく姿は、見ていてワクワクしますよ。

さらに言えば、これって実は立派なプログラミング学習なんです。

親子での学びがもたらす効果

親子で一緒に学ぶことは、情緒的なつながりを深めるだけでなく、学術的な面でも大きなメリットがあります。文部科学省の調査によれば、保護者が子どもの学習に積極的に関与することで、子どもの学力向上に寄与することが示されています。
出典:文部科学省(家庭教育調査)

動く絵本ってなに?Scratchで広がる“自分だけの物語”

Scratchは、マサチューセッツ工科大学(MIT)が開発した子ども向けのプログラミングツール。難しいコードは一切使わず、ブロックを組み合わせて「キャラを動かす」「音を鳴らす」「画面を切り替える」など、視覚的にプログラミングできます。

ここで作れる“動く絵本”は、まさにデジタル×創造の融合。たとえば:

  • キャラクターが話す(吹き出しや音声)
  • ページ送りボタンで物語が進む
  • 背景が変わる、音楽が流れる
  • クイズや選択肢が出て“分岐”する絵本

こんなことが、自宅のPC一台で無料で作れるってすごくないですか?

実際に作ってみよう!「動く絵本」制作ステップ

Scratchを使った動く絵本づくりは、ざっくり以下の5ステップでOKです。

① テーマと登場キャラクターを決める
まずは物語のテーマを親子で考えてみましょう。例:春を探す冒険/学校での1日/弟とケンカして仲直りする話…など、子どもの日常から発想するのがコツです。

② 絵を描く(または素材を選ぶ)
Scratchには「スプライト」と呼ばれるキャラクター素材がたくさん用意されていますが、自分でお絵かきして追加することも可能。ここで子どもの創造性が爆発します。iPadや紙に描いた絵をスキャンして使うのもおすすめ!

③ 動きとセリフをつける
たとえば「こんにちは!」と言いながらキャラが右に動く、ボタンを押すとページが切り替わる…すべては「ブロック」を組み合わせて実現します。このとき、「じゃあ次のページには何が起こる?」と子どもに問いかけてみてください。自然と論理的に「もし〜なら」「その後〜になる」と考える力が育っていきます。

④ 音やBGMを加えて“動く”感覚を強化
Scratchには効果音やBGMも豊富にそろっています。「ピンポン!」「風の音」「猫の声」など、ページの雰囲気に合わせて選んでみましょう。

⑤ 完成!家族で“上映会”をしよう
完成したら、ぜひリビングのテレビや大きな画面で「発表会」を。これが驚くほど盛り上がります!「次は○○ちゃんのお話も作ってみようか?」という流れで、兄弟や友達にも広がるかもしれません。

【体験談】みらいちゃん一家の“動く絵本”デビュー

小学3年生になったみらいちゃんは、お年ちゃんと一緒に「春さがしの冒険」をテーマに絵本を作ることに。最初はパソコンがちょっと苦手だったけれど、Scratchのキャラを動かすうちに夢中に。

特に楽しかったのは「次へ」ボタンを押すと画面が変わっていく部分。「本みたい!」「アニメみたい!」と大はしゃぎ。発表会ではお父さんもニコニコしながら鑑賞。「これはすごいね、続きも作ってみたら?」と家族の会話が一気に広がりました。

プログラミング教育市場の現状

近年、プログラミング教育への関心が高まっており、2023年の子ども向けプログラミング教育市場規模は221億7千万円と報告されています。
出典:PR TIMES(学研キッズネット調査)

このような背景から、プログラミング教育の重要性がますます認識されています。国も企業も本格的に動いており、今後も拡大が予想される分野です。

プログラミング教育としての効果もバッチリ

「遊びっぽいけど、これって本当に学びになるの?」
そう思った方も安心してください。

この“動く絵本”づくりは、以下のような力を自然と引き出します。

  • ストーリー構成力(国語力)
  • 論理的思考(プログラミング思考)
  • 創造性(アート・表現力)
  • 問題解決力(うまく動かない時の工夫)

これらは、文部科学省が提唱する「情報活用能力」や「思考力・判断力・表現力」といった新学力観にも通じるスキルです。

また、親子で取り組むことによって、子どもが「続けたい!」と思いやすくなるという研究もあり、継続学習の観点でも有効です。

こんなときは教材や教室の力も借りてみては?

もし「自分では教えるのが難しい」「PCの扱いに自信がない」という場合は、オンライン教材やプログラミング教室の活用もおすすめです。

Scratchを使ったカリキュラムを提供している教室の多くは、最初のステップを丁寧にサポートしてくれます。

たとえば:

  • ITeens Lab(子ども向けオンラインITスクール):自宅で参加でき、低学年でも安心。
  • BeEngineer(中高生向けだがScratchコースあり):本格志向の子に。
  • D-SCHOOLオンライン:マイクラやアニメ制作も選べる柔軟さ。

いずれも、まずは無料体験や資料請求から試してみるのがおすすめです。
導入のハードルが低いので、迷っているなら“とりあえずやってみる”でも全然OK!

👉【無料体験・資料請求はこちら】(※提携リンク対応可)

まとめ|“創造力×親子時間×学び”が詰まった「動く絵本」

おうち時間を“ただ過ごす”のではなく、“一緒に作る時間”に変えてみませんか?

動く絵本は、ただのプログラミング学習ではありません。それは、子どもの「好き」が詰まった作品であり、親子で共有できるかけがえのない経験です。

たとえ最初はぎこちなくても大丈夫。Scratchという「道具」があれば、だんだんと自分で工夫し、表現する力が育っていきます。

親子で取り組むことで、子どもが「自分にもできた!」という成功体験を積み重ね、将来的には学びへの自信につながっていくはずです。

さあ、今日から“物語のクリエイター”として、親子で楽しい第一歩を踏み出してみませんか?

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