Scratch vs マインクラフト~初心者に最適なのはどっち?親目線で徹底比較!

スクラッチ作品・活用術

はじめに:どっちから始めるべき?迷う親が急増中

「プログラミングを学ばせたいけど、Scratchとマイクラ、どっちがいいの?」

最近、こうした悩みを持つ親御さんが増えています。どちらも人気の教材ですが、見た目も使い方もまったく違いますよね。実際に我が家でも、マイクラ(Switch版)を使ったことがあり、学びとしての違いを痛感しました。

この記事では、教育効果・子どものやる気・費用感などを徹底比較し、親目線でどちらが初心者におすすめかを探っていきます。

Scratchとマイクラの基本をおさらい

Scratchとは?

MIT(マサチューセッツ工科大学)が開発した教育用のプログラミングツール。

ブロックを組み合わせて命令を作る「ビジュアル型プログラミング」が特徴で、初心者でもゲームやアニメ、絵本など多彩な作品が作れます。

  • 無料&ブラウザでOK

  • 小学校の授業でも採用されている

  • プログラミングの『考え方』を学ぶ入り口

👉 Scratch公式サイト(日本語)はこちら

マインクラフトとは?

世界的に人気のサンドボックスゲーム。

自分で世界を作ったり冒険したりする中で、コマンド入力やレッドストーン回路、Code Builderなどを使えば、プログラミング的な学びも可能になります。

  • Switch、PC、タブレットで利用可

  • ゲームとしての魅力が強く、子どもが夢中に

  • 教育版(Minecraft Education Edition)では本格的に学べる

👉 Minecraft Education公式サイトはこちら

比較1|始めやすさ&親のサポートしやすさは?

項目 Scratch マインクラフト
対象年齢 小1〜 小3〜(読解力が必要)
操作方法 クリックで完結(視覚的) キーボード+複雑な操作
導入コスト 無料 Switch:4,000円〜、PC版もあり
保護者の関与 最低限でもOK 環境設定・ルール作りが必要

結論: Scratchは、とにかく『始めやすい』。親が手取り足取りでなくても、子どもが直感的に進められる安心感があります。

比較2|子どもの夢中度&モチベーションは?

実際に我が家でも、ヒカキンのマイクラ実況動画を見ていた息子が「やりたい!」と大興奮。

Switch版を買って遊ばせてみましたが、建築や冒険、戦闘に夢中で、気づけば「ただのゲーム時間」に…。

たしかに、マイクラの魅力は圧倒的です。

  • ゲームとして楽しい!

  • 自分で世界を作れる自由さ

  • 動画や友達との話題でも盛り上がる

結論: 子どもを夢中にさせる力はマイクラの圧勝。ただし、それが「学び」になるかどうかは別問題です。

比較3|学べることの違い

学びの要素 Scratch マインクラフト
プログラミング的思考 ◎(体系的に学べる) 〇(遊びの中で身につく)
条件分岐・変数などの概念 明確に学べる 限定的(Code Builderが必要)
創作・表現の幅 アニメ・絵本など自由自在 空間的な創作・建築
テキストコーディングとの接続 Pythonなどに移行しやすい Code Builder利用時に可能

結論: 『学びの基礎』を身につけたいならScratchが圧倒的に優秀。Scratchは「何を学ぶか」が明確に設計されており、特に論理的思考を育てるには最適です。

比較4|費用と続けやすさ

  • Scratchは無料。オンライン教材やYouTubeにも解説が豊富

  • マイクラは機材代+教育版を使うにはPCが必要

  • プログラミング教室でも、Scratchは月1万円前後が相場、マイクラは1〜2万円程度とやや高め

結論: 「続けやすさ」ならScratch、「子どもが自走しやすい」ならマイクラ。家庭の予算や環境に応じて判断を。

タイプ別おすすめ診断チャート

お子さんのタイプ 向いている教材
論理的・コツコツ型 Scratch
クリエイティブ・自由好き マイクラ
ゲーム実況をよく観る マイクラ
プログラミングに慣れてきた Scratch → Pythonステップアップがおすすめ

まとめ:Scratchとマイクラ、正解は“家庭に合った方”

どちらが「正しい」わけではありません。大事なのは・・・

  • 何を目的にしているか(遊び?学び?)

  • お子さんの性格に合っているか

  • 親がどれくらい関与できるか です。

我が家のように「ヒカキンに影響されてSwitch版マイクラを始めたけど、学びにはつながらなかった」というケースは多いと思います。でもそれも大事な経験。

その後、Scratchを試したことで「作る楽しさ」「考える面白さ」を知るきっかけになりました。

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