最近は、小学生向けのプログラミング教室がどんどん増えています。うちの子も、近所の1日体験に参加して「楽しかった!」と目を輝かせて帰ってきました。
でも親としては、こんな思いがよぎります。
「月謝が1万円…他の習い事もあるし、キツいかも」
「続くかどうかも分からないのに、いきなり入会は不安」
「せっかく楽しそうだったから、何かさせてあげたいけど…」
そんなとき、“とりあえず本でやってみる”という選択肢があります。しかも、Kindle Unlimited対応の本もあれば、コストを抑えてスタートできます。
本で始めるプログラミング、実はメリットだらけ
月謝ゼロでお試しできる
教室だと入会金+月謝で1万円以上かかることも。でも本なら1冊1000〜2000円程度。さらに、電子書籍なら無料〜数百円で読めることも。
自分のペースで進められる
教室だと「ついていけない」「待たされる」という悩みもありますが、本なら子どもが自分のペースで、分からないところを何度でも読み返せます。
失敗しても怒られない
子どもって意外と「失敗するのが怖い」と感じてしまうもの。誰かに見られていると、うまく動かなかったときにモチベーションが下がることも。本ならその心配はありません。
親も一緒に学べる
最近の子ども向けプログラミング本は、保護者が読んでも分かりやすい構成。子どもと一緒に読みながら「なるほど」と感じられる作りになっています。
本物の教室がベスト?でもその前に“嫌がらせない工夫”を
もちろん、プロの先生が教える教室の価値は高いです。環境も整っているし、刺激もある。
でも、子どもが“嫌がったら終わり”です。
だから、最初の入り口は軽くて楽しいほうがいい。
「やらせる」より「一緒に遊んでみる」
「結果を求める」より「できたら褒める」
「今日もやるよ」じゃなく「またやりたいね」
そういうスタートを切るには、本がちょうどいいんです。
“嫌がらない”に特化したプログラミング本5選
① 『できるキッズ 子どもと学ぶ Scratchプログラミング入門』
対象年齢:小学3年生〜
Scratchを使って、アニメやゲームを作る楽しさを体験できる1冊。
すべてフルカラーで見やすく、「何をどう操作するか」が親切に解説されています。
親の読み聞かせにも向いています。Kindle Unlimited対応(2025年4月時点)
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② 『うんこドリル プログラミング』シリーズ
対象年齢:年長〜小2
まさかの“うんこ先生”が、プログラミングを教えてくれます。
とはいえ中身は本格的で、「順番に考える」「繰り返す」などプログラミング的思考が学べる構成。
勉強感ゼロ。爆笑しながら読めます。
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③ 『小学生からはじめる わくわくプログラミング Scratch 3.0対応』
対象年齢:小2〜中学年向け
1プロジェクトあたり5〜10分でできるミニステップ式。
達成感が早く得られるので、飽きにくく、自然に「もう1個やってみようかな」が引き出せます。Kindle Unlimited対応のバージョンもあり。
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④ 『マインクラフトで楽しく学ぶ! 親子で始めるプログラミング入門』
対象年齢:マイクラ好きな小3〜小6
教育版マインクラフト(Minecraft: Education Edition)を使って、建築や自動化を体験できる1冊。
ゲーム感覚で学べるので、最初のハードルがとにかく低い!
※Switchしか持ってない人にはやや敷居が高いかも。
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⑤ 『冒険で学ぶはじめてのプログラミング』
対象年齢:小4〜小6
RPGのような物語の中でキャラを操作しながら、ゲームを作っていく構成。
物語があることで、子どもが飽きずに読めるのがポイント。
「ストーリー好き」な子におすすめ。
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比較表:自分の子に合う本がひと目で分かる!
書籍名 | 対象年齢 | 特徴 | 難易度 | Kindle Unlimited対応 |
---|---|---|---|---|
できるキッズ Scratch入門 | 小3〜 | ステップ解説・親子向け | ★★☆☆☆ | ✅ 対応 |
うんこドリル プログラミング | 年長〜小2 | ギャグ&思考練習 | ★☆☆☆☆ | ❌ 非対応 |
わくわくプログラミング | 小2〜中学年 | 5分完結・ミニプロジェクト | ★★☆☆☆ | ✅ 対応あり |
マインクラフトで学ぶ | 小3〜小6 | マイクラ好き向け | ★★★☆☆ | ❌(類似本あり) |
冒険で学ぶ Scratchゲーム作り | 小4〜小6 | 物語形式・RPG風 | ★★★☆☆ | ❌ 非対応 |
今すぐできる!2ステップでスタートする方法
STEP 1:気になる本を選ぶ
比較表を参考に、子どもが「楽しそう」と思えるものを1冊選びましょう。
STEP 2:まずは5分、親子で読んでみる
本を読んで「ちょっとやってみようか」とScratchにアクセス。
それだけでOKです。ハードルは、“やらせない”くらいがちょうどいい。
公式Scratch(無料・登録不要):https://scratch.mit.edu/
まとめ:子どもが「またやりたい!」と言う最初のきっかけを
プログラミング教育は、才能やセンスより「最初に好きになれるかどうか」がカギです。
「楽しい」が最初に来れば、勉強っぽさは気になりません。
「できた!」という小さな成功体験が、次のステップにつながります。
本で始めるプログラミング教育は、親にも子にも優しい第一歩。
お金をかけずに、リスクもなく、未来の可能性を広げられるって最高じゃないですか?
ぜひ、今すぐ1冊。ポチって、読んで、触ってみてください。
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