新学期、今年はどんな習い事が人気?
新学期が始まる4月、子どもの習い事をどうするか悩んでいる家庭も多いのではないでしょうか。共働き家庭が増える中、「続けやすさ」「効果」「子どもの興味」が揃う習い事への関心は年々高まっています。
2024年に実施されたBenesse教育総合研究所の調査によると、小学生の習い事人気ランキングは以下の通り(複数回答可)でした。
1位:水泳(38.0%)
2位:学習塾(36.5%)
3位:英語・英会話(32.0%)
4位:ピアノ・音楽系(21.7%)
5位:プログラミング(18.3%)
※出典:Benesse 2024年 小学生の習い事調査
特に注目されているのが「プログラミング」。ここ数年で急激にニーズが高まり、2020年からの小学校での必修化をきっかけに、家庭での習い事としても定着しつつあります。
なぜ今、プログラミングが選ばれているのか?
プログラミングが注目される理由は、単に「流行っている」からではありません。以下の3点が、他の習い事と比べたときの強みとして挙げられます。
①思考力・問題解決力・創造力など非認知能力が伸びる
②楽しみながら主体的に学べる
③将来の仕事や社会とつながっている
特に「論理的に考える力」や「失敗を恐れずに挑戦する姿勢」は、受験やその先の社会生活でも重要とされており、親からの評価も高まっています。
他の習い事とどう違う?プログラミングの位置づけ
英語やピアノ、水泳などの伝統的な習い事と比べて、プログラミングは「正解のない課題にどう立ち向かうか」という、思考の深さを鍛える力があります。
また、「子どもが飽きやすいのでは?」という不安に対しても、Scratchのようなビジュアル型教材が活躍。ゲームを作ったりアニメを動かしたりと、遊び感覚で続けられる点も魅力です。
月謝は?家庭の負担は?
気になる金額ですが、一般的なプログラミング教室(月4回・対面式)の相場は8,000〜15,000円程度。一方、オンライン教材やアプリを活用すれば、月額1,000円台〜3,000円台でスタートできるものも増えています。
選び方次第でコストを抑えながら質の高い学びが可能になっています。
実際にやってみてどうだった?我が家のケース
我が家では、小学4年の息子がゲーム好きだったこともあり、Scratchを使ったオンライン体験からスタートしました。最初は遊び半分でしたが、「自分で動かせた!」という感動体験がハマり、今では週に1回、自主的に取り組むように。
さらに作品が完成すると、家族や友達に見せたくなって「もっとこうしたい」と意欲がアップ。自然と学びが深まるのを実感しました。
どこで学べる?おすすめ教材・教室
現在は対面型・オンライン型どちらも選択肢が豊富です。
おすすめの学習方法:
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Scratch(無料):低学年〜でも楽しく始められる。PC環境があればOK。
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プログラミング教室数国内No.1!「QUREOプログラミング教室」:本格的なカリキュラムで、ゲームを作りながら学べる(有料・小3〜)
プログラミングは「どこで学ぶか」よりも「どう続けるか」がカギ。まずは無料体験や、おうちでできる教材から始めてみるのがおすすめです。
まとめ|新学期は“得意”を育てるチャンス
子どもが進級する春は、新しいことを始める絶好のタイミング。プログラミングは「勉強が得意じゃない子」でも夢中になれる可能性を秘めています。
「これからの時代に必要な力を、遊びながら身につけていく」
そんな学びのかたちを、この新学期から家庭に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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