1. プログラミングは幼稚園児の学びにも
「プログラミングは小学生から」と考える親御さんは多いかもしれません。しかし近年では、幼稚園児でも無理なく楽しく学べるプログラミングスクールが全国的に増加しています。
背景にあるのは、2020年から小学校で必修化されたプログラミング教育。その影響もあり、教育現場だけでなく民間スクールでも、幼児期からプログラミング的思考を育むことの重要性が注目されるようになりました。
中でも注目なのが、「遊びを通して学ぶ」というスタイル。お絵描きやブロック遊びの延長のような感覚で、自然と論理的思考や問題解決能力が育まれます。
↓↓要約動画(2分00秒)↓↓
2. 幼児期にプログラミングを始める4つのメリット
①論理的思考力が育つ
プログラミングの基本は「順番に命令を与えること」。この考え方は、因果関係や順序立てて物事を考える力=論理的思考力を育てます。たとえば「キャラクターを右に3歩動かしてジャンプさせる」などの指示を組み立てる中で、自然とこの力が養われていきます。
②創造力と発想力が高まる
ScratchJrなどのビジュアルプログラミングでは、子ども自身がキャラクターを選んで動かすストーリーを作るなど、創造力や自由な発想を刺激する要素が盛りだくさん。絵を描いたり、自分だけのゲームを作ったりする体験は、自己表現の場にもなります。
③集中力と問題解決力が伸びる
プログラムがうまく動かないとき、「なぜ失敗したのか」「どこを直せばいいのか」を考えるプロセスが必要になります。このトライ&エラーの経験を通して、粘り強さや集中力、問題解決力が自然と身についていきます。
④デジタルリテラシーの基礎を学べる
これからの社会を生きる子どもたちにとって、ITリテラシーは読み書きそろばんと同じくらい基本的なスキルになります。タブレットやパソコンに親しむことで、早いうちからデジタル機器の操作に慣れることができるのも大きなメリットです。
今話題のSTEM教育【Groovy Lab in a Box】

3. 幼児向けプログラミングスクールの選び方ガイド
■ 「楽しく学べる」が最優先!
大人向けのプログラミングとは違い、幼児にとっては楽しいことが一番の学びのモチベーションになります。ゲームやロボット、お絵描きなどを取り入れた「遊びの延長線上にあるカリキュラム」が充実しているかを確認しましょう。
■ 対面とオンライン、どちらが合う?
・対面型:講師の直接的な声かけやフォローが魅力。初めて学ぶ子には安心感があります。
・オンライン型:送迎不要で家庭の負担が少ない。親子で一緒に学びたい家庭におすすめ。
ライフスタイルや子どもの性格に合わせて、選び方を検討してみましょう。
■ カリキュラムの内容を要チェック
幼児には文字ベースのプログラミングではなく、ブロック型のビジュアルプログラミング(例:ScratchJr、ロボット教材)が主流です。カリキュラムが段階的で、子どもの理解度に応じて進められる内容かどうかも大切です。
■ 指導する講師の質も重要
子どもに対する声かけや接し方ひとつで、学びへの興味は大きく変わります。幼児教育に精通した講師がいるか、体験授業で確認してみるのもよいでしょう。

4. 幼稚園児を飽きさせないスクールの工夫とは?
■ ロボットやタブレットを活用した体験型学習
子どもは「触れる」「動かす」ことで学ぶのが得意です。ロボットに命令を与えて実際に動かすような体験は、理解の定着にも効果的です。
■ ゲーム感覚の教材で楽しく続けられる
「気づいたら1時間集中してた!」というのも、ビジュアルプログラミングの魅力。ScratchJrなどは、キャラを動かしたり音を出したりしながら学べるので、遊びながらスキルが身につきます。
■ 親子で学べる環境が整っている
親が一緒に参加できるクラスや、自宅で親子一緒に取り組める課題があると、家庭でも学びが継続しやすくなります。学びを共有することで親子の絆も深まります。
■ 成果を発表する場やごほうび制度
「○○ができたらスタンプがもらえる」「発表会でロボットを動かしてみんなに見てもらえる」などの達成感を得られる仕掛けも、やる気アップにつながります。
5. 幼稚園児におすすめのプログラミングスクール
以下は、幼児向けのプログラミングスクールの一例です。
・LITALICOワンダー
↓↓幼児から小学生まで、個々の成長に合わせたカリキュラムを提供しています。↓↓


・Tech Kids School Jr.
↓↓幼児でも使えるビジュアルプログラミング教材を用いた授業が特徴です。↓↓


・ヒューマンアカデミーロボット教室
↓↓ロボットを作りながら楽しくプログラミングの基礎を学べます。↓↓


6. まとめ
幼稚園児向けのプログラミングスクールは、遊びながら学べる環境が整っており、早いうちから論理的思考力や創造力を育てるのに最適です。お子さんの興味や家庭の環境に合ったスクールを選び、楽しく学べる機会を提供してみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい(プログラミングがやる気になるコツ)⇒子どもが楽しく続けられるプログラミング学習のコツと親のサポート方法
コメント